息子が熱性痙攣で緊急搬送された話③
さて4月12日付けで無事にロックダウンがまた一段階解除されたケンブリッジです。
ナーサリーも再開し、ほんと、本当に、母でなくて良い時間って大事だと思うの、、、\(^q^)/
~前回までのざっくりとしたあらすじ~
救急車がきたよ!
救急隊員の方は男女の2人組。
電話をかけてくれたステキ紳士と現状確認をし(ほんと、英語力、、、)
とりあえず救急車の中へ。
この時点で息子は「う~う~」とむずがっているようでした。(声を発してくれて本当に安心しました)
ベッドにくくられ、熱をはかるとなんと
39℃
、、え?そんなことあり得るのん、、?
「熱が高いから服脱がすね」とお兄さん。
まだ12月の寒い日だったのでズボンの下にヒートテックまで履かせていたタカラ。
そりゃ熱いわな、、
(お兄さんの配慮かヒートテックは残されエガちゃんみたいになる息子)
「熱が高いからとりあえず解熱剤のませるよ」と、
でましたイギリス定番の「Calpol」
市販品か~い
しかしここで激しく泣き叫びつつ再び痙攣をはじめ、飲まない息子に対し、
「どうやらストロベリー味がすきじゃないみたいだ」
と小粋なジョークをかましてくれるお兄さんでした。(我らに笑う余裕はない)
そして「熱性けいれんだと思うよ。ポピュラーな病気で脳に障害とかは残らないよ。再発も少ないよ」と説明してくれ、
「でも病院にいって詳しく検査しようね」と付き添いはコロナ関係で一人しかダメだったので夫は居残り、タカラが付いていくことになりました。
息子さんはお母さんが抱っこしてね~と言われてベッドにあがるのに靴を脱ごうとしたら、「脱がなくていいから」と突っ込まれる日本人(下図参照
カルポルで完全に目が覚めたのか全力で痙攣しながら泣き叫ぶ息子をかかえながらの搬送は精神的に辛かったですね、、息子は息子で体調悪いのになんか知らんところに知らん人といるしなんなん!とお怒りMAXだったのでしょう。
↑ こちらの病院に搬送されました。
まずは緊急外来?と思わしきところへ案内され。(カーテンで区切られてました)
病院のベッドに移されても痙攣を繰り返して泣き止まない息子。
熱も高いまま。おそらくカルポルが飲めていたらもうちょっと落ち着いたのかもしれませんが、医師の到着まちなのか順番待ちなのか泣き叫ぶ息子をかかえながらしばらく放置、、。
すると看護師さんが来てくれて、「電話で通訳を介しながら状況説明してもらえる?」と聞き取りがはじまりました!
言葉が通じるって素晴らしい、、、( ;∀;)
そしてやっぱり聞かれました蒙古斑。
その看護師さんは知っていたようですが、蒙古斑の存在をしらずに、ナーサリーとかで虐待を疑われたりすることもあるらしいので(!)お子様がいらっしゃる場合は心に留め置いてくださいませ。
聞き取りの間も、息子が落ち着かないのを見かねて、解熱剤に再チャレンジ!(たぶんまたカルポル)今度は少しは飲めたのでしばらくすると眠ってしまいました。
「おしっこの検査をしましょう」という事で息子のトイレまち。
(この時点でレギンスもおむつも脱がされ全裸の息子を抱えながら待つタカラ)
ベッドの脇にはテレビがあったのでCBeebiesを見ながらやっと一息ついていると、
やっぱり息子に漏らされました。
お小水もほんのちょっとしか取れなくて、「これで足ります?」と聞くと「大丈夫よ~」と去っていく看護師さん。(そして残される湿ったジーンズ)(替えなし)
そしてついに医師が来てくれました!
再び電話通訳(たぶん同じの方(笑))を介して質疑応答タイム
「ナースが腕に発疹があると言っているんだけど」と言われ、「?」なタカラ。どうやらBCG跡のようです!
母子手帳を見せながら「BCGの跡だよ~」と説明すると
「イギリスではやらないからね、interesting!」と先生。そういえばコロナにBCGが効くって話はどうだったんでしょうね。
先生いわく、「熱性けいれんは通常一度の発作でおさまるもの。でも搬送中も病院にきてからも複数回あったようだから様子見で一晩入院しましょう。翌朝異常なしなら退院できるよ」とのこと。
なぜか息子のコロナ検査だけをして(私はええんかい?)めでたく陰性だったので小児病棟に移ることになりました!
たぶん次で終われるでしょう、息子が熱性痙攣で緊急搬送された話。
もう少しお付き合いくださいませ!